投資家スタイル模索編~新NISA何買えば良い？投資信託とインデックス投資について~

新NISAに合わせて投資家活動を開始していくにあたり

「どの銘柄買えばいいんだ！？」

と昨年末から現在に至るまで続く懊悩についてアウトプットしていきたいと思います。

今回は投資信託について、特にインデックス投資についてまとめて行きたいと思います。

・投資信託の評価ポイント

投資信託の評価ポイントについて。

オルカンであったりS&P500であったり、なんでも良いから投資信託の売買を取り扱ってるページを見に行ってみた結果、思う事。

情報量多過ぎない？？？

・リターン

・シャープレシオ

・標準偏差

・信託報酬

・純資産総額

……etc

色々と専門用語が多い上、

更にカラフルなチャート図がデカデカと表示されている為、

最初に見た時は何処を見てどう解釈すれば良いのか全く分かりませんでした。

で、とりあえずシンプルに「リターンが多ければ良いものなのか？」と考えてみたものの、

最近話題のS&P500やオルカンはプラスの成績を出していましたが、もっと良いリターンをスコアを出している投資信託はたくさんありました。

「S&P500やオルカンが新NISAに合わせて宣伝されているだけで、実際にはもっと良い商品が沢山あるって事なのか？」

等と少し考えましたが、

いくら金融リテラシーが低いと言われる日本人とはいえ、

この現代ネット社会で意味もなく流行ることも無いだろうと、とりあえずYouTube等で推奨してる人ないし批判的な人それぞれの意見をリサーチしてみました。

・インデックスファンドとアクティブファンド

調べたところ、どうもこれらのファンドがオススメされる理由の1つとしてインデックス投資である事が大きいようです。

インデックス=指数という事で

・一定のルールに基づいて、特定の指数を再現を目指して機械的に株式取引を行う。

これが最大の特徴で、どういうメリットがあるかというと。

・機械的に売買するのでコンピュータ管理がしやすい事から人件費が抑えられる=手数料が安くなる。

・特定の市場平均を目指す為、大損はしにくい

・過去のデータで見ると同条件で運用したプロの人力ファンドの9割が負けている

とのこと。

要するに

「素人でもコレ買っとけば大体のプロが運用するアクティブファンドより損しづらいし儲けられるし手数料も掛からない！」

という事。

ああ、そりゃみんなインデックス投資をオススメする訳だ……と話を聞く限りメリットしかない意見に合点がいきました。

ちなみにプロが能動的=アクティブに工夫を加えるのがアクティブファンドとの事です。

・あれ？でももっと良いリターンを出していたファンド沢山あったぞ？

しかしながら、そもそもインデックス投資の利点をリサーチしたのは、

その代表的なS&P500やオルカンよりももっと高いリターンを出しているファンドが出ていた事を疑問に思ったからです。

なので、もう少し調べるとあっさりとその答えが出てきました。

・基準となる年に大きくスコアを下げていたから、見かけ上のリターンが大きくなっていた。

というもの。

あー、そりゃコンスタントに平均点取るインデックス投資よりリターンが良くなる訳だ……と、下手をすると悪意すら感じさせる販売ページのデータ表記に思わず遠い目をしてしまいました。

一応、そのリターンはいわゆる底値のタイミングで仕込めれば実現した訳ですが、

そのタイミングが分かるのならば下手な混ぜ物や手数料が抜かれる投資信託より個別銘柄を買った方が利益が増やせるわけで……。

段々インデックス投資以外買うのが怖くなってきましたね(￣▽￣;)

・インデックス投資の悪いところ

ちなみにインデックス投資に対して批判的な意見としては下記のようなものが散見されました。

・大儲けできないし、損しない訳では無い

・インデックス投資は思考停止過ぎて投資家として成長が望めない

・比較的安いとはいえ手数料自体は発生するから結局中抜きされてるのと同じ。個別株の方が儲かる

……とのこと。

とどのつまり「アクティブ運用と比べると今もこれからも大儲けできる可能性がほぼない」というのが、批判的な意見の最たるとろでした。

こういった意見を出すのはデイトレード等で成功した方(要はその道だけで食べているプロ)が多く、率直な感想としては鵜呑みにして真似をするのには非常にハードルが高く、 

「それができたら苦労せんわ！」

と思わずツッコミたい気持ちになりました。

(なお、こういった意見を出した人でも自分達のやり方はリスキーだから下手に真似するのは推奨しない。ゆっくりと資産形成するならインデックス投資は効果的という話もしていた事は注記します)

一方でハッとさせられたのがこんな意見

・結局は投資信託であることに違いはなく、自分の大事なお金を人任せにする事は、現物取引で損する事より危ういし無責任

これに関しては実際その通りとしか思えず、

インデックス投資だからと言って安心というわけではない

ということで、盲信し過ぎるのは良くないなと思いました。

とはいえ、投資について右も左も分からない初心者がとりあえず体験してみるものとしては、

現状ではインデックス投資以外に選択肢が無いようにも思える為、

とりあえず最初の投資先はメジャーなインデックス投資信託を選ぶことに決めました。

次回はインデックス銘柄の選定について考えていきます。