新NISAに合わせて投資家活動を開始していくにあたり
「どの銘柄買えばいいんだ!?」
と昨年末から現在に至るまで続く懊悩についてアウトプットしていきたいと思います。
今回は、インデックス投資と個別株への投資行為に対する是非の考察です。
・インデックス投資の経費率が気になるという話
何度も本ブログで触れている為ケチだと思われるかもしれませんが、
資産運用という観点において固定費は大敵
というのは、多少お金に詳しい人ならば概ね合意できる考えだと思います。
要は無駄なサブスクはやめましょう、という話です。そして、
インデックス投資の経費率というのは資産運用におけるサブスク費です。
できるだけ安く、そしてその対価に妥当性を求めるのは至極当然です。
・どれくらい掛かる?
で、みんな大好きオルカンやS&P500の経費率相場は大体年率0.15%~0.1%。
仮に元本100万円をリスク幅5%として1年運用した場合、
ざっくり95万円~105万円になります。
想定される年間運用費用は1425~1575円
うん。安いな!
と一瞬思いましたが、運用資金を1000万としますと。
運用結果950万~1050万。
必要費用14250~15750。
と、資産50万が増えても減っても1万4千円は確実に持っていかれます。
1000万もあれば1万くらい……とは思うかもしれませんが、
庶民にとって1万もあれば大抵の娯楽は遊べる=普通に無視できない大金です。
もっと言えばインフレが進んだ場合、1千万円という価値自体が落ちている事になります。
つまるところ、運用資産が増えれば増えるほど
投資家側のリスク負担に対するインデックス投資のコスパが悪くなります。
長期投資におけるキャピタルゲイン成長の見込みは明るいですが、
現時点におけるインデックス投資相場最安水準であってもコレなので、
資産拡大を前提とした場、経費率は決して軽視して良い要素ではありません。
・コストの妥当性
とはいえ、
・膨大な数の投資先の業績内容をチェックしつつ
・複雑なルールで分散
・入金力が乏しい少額からでも、投資可能にする細分化管理
・海外株なら二重課税や為替といった面倒な処理も代行
という作業を個人一人で行う事はほぼ不可能なので、
それに対する価格としては0.15%という価格設定は破格の激安と言って良いです。
割高な0.2%~0.4%だったとしても、
分散数が十分で特定のテーマに沿った投資先の指数ならば、
人それぞれで魅力的で需要のあるファンドが成立します。
・でもやっぱりちょっと気になる経費率に対する
経費率は無視できない。
しかし、コスト設定が妥当なものであるならば、文句のつけようがない。
あんまり文句があるならそれこそ自分でやれという……うん?自分でやる?
・コストカット目的での個別株現物運用
前回ポートフォリオを組んだ際、
資産運用全てをインデックス投資、特にセクターに偏らせた運用した結果
経費率は0.2%とまあまあ嵩んでしまいました。
ポートフォリオ自体はそれほど悪くない感じなのですが、
どうしてもコスパが悪さが許せなかったこのポートフォリオ。
ここに、
何でも良いので維持費0の個別株を放り込んでしまえば大幅に経費率が改善されるのでは?
……というわけで
神の天啓なのか悪魔の囁きが吹き込まれた結果、
私は個別株の買付を決意しました。
大火傷するフラグかもしれないと若干気にしつつ、
次回、個別株の買付銘柄の選定を行っていきたいと思います。
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